皆が幸せであるように…。
本日17時より退位の儀が厳かに執り行われていました。
あと数時間で「平成」が終わります。
ちょうど退位の儀が始まる頃から、ふたたび雨が降り出しました。
半旗が掲げられる中、崩御の知らせに涙する日本人の様子を海外誌「TIME」が不思議な光景と記事にしていたとのこと。
元号が今でも存在するのは日本だけですからね…
平成が始まった1989年は、私が小学校を卒業した年です。
平成元年度の卒業ではなく、昭和63年度の卒業なので、昭和最後の卒業生になります…なんか、一昔前みたいですね(^^;
昨日、姪たちと卒業した学校の前の公園に行ったのですが、ふいにそのことを思い出しました。
内宮に入ってからほとんど撮影していなかったようで、写真はほとんどなかったのですが、その時の記憶は鮮明に残っています。
中でも心に残っている出来事は、正宮を参拝した時、今上天皇のお声で
「皆が幸せであるように」
という声が聞こえてきたこと…
天皇陛下は、このような想いで毎日神に祈っているのかと…
胸の内から熱い想いがあふれて、涙がこぼれました…
今でもこの話をする時、言葉が詰まって涙が出てきます。
参拝したあの日…今日と同じように雨だった事を思い出しました。
浄化の雨、ですね。
昨日のブログに「平和」について、私の想いを書いています。
どうか、想いが続きますように…
31年間ありがとうございました。