昭和、平成、そして令和に想うこと。【その2】
4月20日に朗読劇を鑑賞しました。
このお話を見た晩に作ったのがこちら。
新作のつまみ細工リースです。
タイトルは「beautiful harmony~令和~」
各国で色んな英訳がされたようですが、外務省では「beautiful harmony」で統一と決めたそうですね。私もこの英訳が一番好きです(^^)
今回の朗読劇「令和元年」の中で、青年兵が言っていたこと。
「未来の平和のために」
という言葉が印象的でした。
平成っ子の女子高生から聞かされる未来の日本について、心躍らせる昭和男子。
会うたびに想いが募り、その距離感が近づいていくにつれ、自身が戦地へ赴く時も近づく…その時託した、想い、願い。
平成は「日本にとって戦争のない時代だった」と、どこかの記事で読んだとき、本当に感謝でしかないと思いました。
この話は創作ではありますが、昭和前期を生きた人たちが、未来の平和を想っていたのだとしたら…私たちはこの「平和」について、もっと大切にしなければなりません。
今まで、そんな風に思ったことはなかった…この朗読劇を鑑賞して、初めて気付いた想いです。
昭和、平成、そして令和へ。。。
現皇太子殿下の年齢を考えると、恐らく私はもうひと世代生きることになるかもしれません。
世代を渡る者として、伝えていきたいこと…
平和を想い、願う気持ち。
それを想い願う人たちがいたけれど、叶わなかった時代があること。
そして、その人たちが後世に残した想いと願い…
私は今年、仕事ではありますが、広島、そして長崎へ初めて赴くことになりました。
それは本当に偶然私に決まった事なのですが、恐らく必然なのでしょう。
そして、この朗読劇を鑑賞し、「令和元年」を鑑賞する事になった事も、偶然なのですが、未来から流れてくる「必然」なんだと思います。
(その辺の話は、また別の機会に…)
つまみ細工の花は、日本流行色協会が発表した「令和 慶事カラ―」からイメージして作りました。「令和 慶祝カラー」は梅・菫・桜の3色、日本流行色協会が発表
実は、平成の慶事カラ―は存在しないんです。
なぜなら、平成は昭和天皇の崩御から始まっているので、平成の即位は慶事ではないんです…。
平成カラーは存在しないけれど、今上天皇と美智子皇后のご成婚慶事カラ―は存在するので、近日それでお花作ってみようかなって思います♪
リースの蔦について、この方法(紐で蔦をイメージ)は少し前から温めていたものです。
令和の花でリースを作る予定は以前からありましたが、その時はこの方法をここで使う予定はありませんでした。
朗読劇を鑑賞して、その想いに触れて、深夜になって制作に取り掛かりましたが、朗読劇「令和元年」を鑑賞したからこそ生まれた作品だと思います。
平和を想う、世代を超えて伝わる願い
それを花と蔦に込めて作りました。
今回の「生前退位」について、私はここまでフィーバーするとは思ってもいませんでした。
国民がこんなに「今上天皇、ありがとうございます!!」という気持ちを表して、こんなにも次の御代に期待と願いを想うなんて…
こんなにも素晴らしい御代移りになるとは!!!
もうすぐ平成が終わります。
どうか次の令和も、平和で…日本だけでなく、世界で戦争がない世になりますように。
どの世代も、悲しい「別れ」で涙する人がいないよう…願うばかりです。